メサ型ストリート基板チップ化のソリューション。
従来ではカット工法を著しく制限する「メサ型ストリート」基板のウェハ。これにスクライブで挑戦したケーススタディです
ニーズ
導入前の実態・課題
ストリートの細さと深さの両方をクリアするカット工法が求められていた。
ソリューション
課題の解決策
スクライブラインに接するチップとの干渉の問題点を、テクダイヤのダイヤモンドスクラブツール(刃物)のカスタマイズにて対応。
ポイント
導入決定の理由
ダイヤモンドスクライブツール(刃先)とスクライブ装置を社内にて製造している当社に限り成し得た刃先の開発力。
リザルト
状況と効果
スクライブ工程への切替え検討中。
ニーズ導入前の実態・課題

小型化を目指ストリートの細さと深さをクリアするソリューションが必要

デバイスの高機能化や高集積化が求められる今日において、半導体基板をチップ化するためのスクライビングは、必ずしも平坦な場所とは限らず、細く深い溝の底面をスクライブをすることもあり、多様化するウェハをカットする方法もまた求め続けられていました。

細く深いストリート(溝)の底面にスクライブツールを当てようとすると、スクライブツールの稜線が溝のエッジに触れてしまい、チップ自体にダメージを与える問題が起きていました。ストリートの細さと深さをクリアするソリューションが必要でした。

  

ソリューション課題の解決策

ダイヤモンドスクライブツール(刃物)とスクライブ装置を製造販売する当社からの提案にて、溝を有する半導体基板の分割化に向けて、条件出しの協力をさせていただきました。
ダイヤモンドスクライブツール(刃物)は、溝の内壁に干渉しない特殊2ポイントツールを考案し、スクライブラインに接するチップとの干渉の問題点をクリアーにしました。
また、溝の中心に、精度良く的確にスクライブを入れる装置を基本としたインライン装置の提案と製作を行い、自動化を実現しました。

 

  

ポイント導入決定の理由

ダイヤモンドスクライブツール(刃物)とスクライブ装置を社内にて製造している当社に限り成し得た

このソリューションはダイヤモンドスクライブツール(刃物)とスクライブ装置を社内にて製造している当社に限り成し得たものと自負しています。テクダイヤは、どういう刃物で、どうやって切るか、を今後も提案し続けていきます。

リザルト状況と効果

メサ型ストリート基板のチップ化も、スクライブツールの開発能力を持って解決可能であることが実証され、現在顧客にて導入検討中です。

クライアント情報

 

【クライアント業種】 半導体電子部品

【事業内容】 半導体レーザー関連

 

お問い合わせ

03-5765-5400
営業時間 9:00-17:45

お問い合わせ
...